結婚直前に気になる人が・・・後悔をしない為の解決策
結婚ってどうしてもいろいろと考えてしまうので不安になりがちです。
昔の彼(彼女)のことやこれからのこと。
実は気になる人がいる、なんて人も少なからずいると思います。
彼のことは嫌いではない。けれども、本当にこの判断は良いのか?
このような状況になっている人にとっては、本当に苦しい状況だと思います。
そこで今回は、ある女性からの経験談から、結婚前に気になる人がいた時の解決策をお話ししたいと思います。
今あなたの状況が少しでも軽くなるように参考になればいいなと思います。
結婚する彼には絶対に話せないこと
30代の主婦です。
25歳のときに大学時代の同級生と結婚しました。私は東京で働いていて彼は就職してからずっと関西にいたので3年間の遠距離恋愛の末の結婚でした。
これは結婚直前、勤務先に退職届けを出した後のエピソードです。
私は食品会社の工場で技術職をしていて職場は3交替でした。10人でシフトを回す職場には活気と連帯感がありました。
年齢層は20代から60代までと幅広かったのですがプライベートでも仲がよく食事をしたり飲みにいったり楽しく働くことができました。
技術職ということもあり女性は私だけで職場のみんなに大切にしてもらえました。
そして、寿退社をする直前に…
退職が決まると職場の送別会があり、酔い潰れた主任が私にいい女だ、淋しいなどと言ってきました。主任は30代のバツイチで筋肉質で男らしく冗談がうまいところが大好きでした。
いつも気遣ってくれる主任を兄のように慕っていたのですが、それ以来男性として見るようになってしまいました。
今ならまだやり直せると思うと心が揺れて、婚約中の彼と連絡することもできなくなってしまいました。
彼と主任を比べてしまう自分に嫌気がさしながらも主任に引かれる気持ちを止めることはできませんでした。
そんな時に私はどう対処したのか?
主任と話していると安心できて同年齢の彼が幼稚に感じられました。それでも退職の日と結婚式の日は近付いてきます。
とうとう退職の日になり、最後の仕事が終わったあと勇気を出して主任に会いたいとメールを送りました。主任は驚いていましたがすぐに私のアパートに駆けつけてくれました。
もう会社で会うことはないと思うと今まで感じていたことを素直に話すことができました。彼との結婚を迷っていることも打ち明けました。
私の話を聞いたあと、主任はまず飲み会の日の軽はずみな言葉を謝ってきました。それでも言葉は本心で私がいなくなることは淋しいし、結婚してしまうことは辛いと言ってくれました。
しかし彼や親戚に迷惑をかけることはできないし、私にとってもリスクのある恋愛になる、さらに自分にも心構えができていないと正直に話してくれました。
私は主任に1日だけ一緒に過ごしたいと頼み、その日は私のアパートに泊まってくれました。一緒に食事を作って、食べて、明け方まで話しました。そして上司と部下に戻りました。
結婚する彼には本当に悪いなとは思うけれども…
朝まで一緒に過ごすことができて、なんだか主任への恋心が吹っ切れました。
彼には話せない一晩だけの冒険でしたがこれでちゃんと主婦としてがんばれると思うことができました。
結婚式には主任も職場代表として参加してくれました。上司と部下として再会し、冗談たっぷりの祝辞をもらいました。
正しいことをしたのかは分かりませんが、心残りなく彼と結婚できたのでよかったと思います。
まとめ
確かにパートナーからすると許せない・聞きたくなかったと言われるかもしれません。
しかし、心残りを置いたまま結婚して結局は別れてしまったとなる前にケジメをつけるという意味では、長い夫婦生活を考えると総合的に見て良かったのかなと思います。
みんなが同じようにできるか?と言うと難しいことでしょうが、一つの解決法として考えても良いのかもしれませんね。
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